パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第37章 管理者と奴隷

「では、No.9の主様は土井様なんですか？」

「いや、奴隷館預かりという形になっている。
以前主と奴隷の出逢いの場にするって言ったのを覚えているか？」

「はい」

「そのために奴隷として育て、奴隷を求める主に引き渡すつもりだ。
土井の関係者から引き取って調教することになるだろう。

ただし、無理矢理にはさせたりはしない。
そこは一番重要事項だ」

「ご主人様、わかっております。
No.9も引き返すことができなかったということですよね？」

「あぁ、No.9は1年の間に五度堕胎している。
五度目で子宮を取ったそうだ…」


No.9が何かを抱えていることは気付いていました。
でも、ここまで辛い思いをしていたとは…


「愛莉。
No.9はさほど遠くない内に、この屋敷に深く関係することになると思っている」

「土井様、ですよね？」