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最愛の人
第40章 未来
勢いよく入ってきたご主人様。
私は思いっきり………


抱き付いた。



「愛莉?どうした?」


私が突然抱き付いても受け止めてくれる。
こんなにも優しく抱き締めてくれる。


「ご主人様、ただいま!

大好きです!」


一瞬驚いた顔をして、泣きそうな顔になって…
笑顔になったご主人様。


「おかえり、愛莉。

愛してる」


見つめ合っていると、ギューと抱き締めてくれた。


「やっと、愛莉の笑顔が見れた!
愛莉が笑ってくれた……」


辛かったのは私だけじゃない。
きっと寂しかったのも私だけじゃない。
笑顔が見たかったのは私だけじゃないし、
こうして抱き締め合いたかったのも私だけじゃない。



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