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最愛の人
第40章 未来
今俺の前にいるのは愛莉。
こんなに、感情を爆発させたところは見たことがなかった。
愛莉に俺達の、先生方の想いが伝わっていることがとても嬉しかった。
「愛莉、ありがとう。
俺達の、先生方の気持ちをわかってくれて」
「私は、ご主人様や私がいる世界が良いことなのかはわかりません。
だって、知らない人からみたら暴力やモラハラだって思われると思うから。
でも、私達はそれでもこの世界にいたい。
私達の世界を誤解してもらいたくないんです」
「ありがとう。
これを聞いたら先生方は喜び過ぎるだろうな。
愛莉の気持ちはわかった。
しっかり落とし前はつける。
俺のこの手でな。
明日からはあまり病院にこれないかもしれないが、大丈夫か?」
「夜は一緒にいてくれますか?」
「もちろんだ」
「だったら、大丈夫。
私達の敵を倒してきてください!」
どんどん強くなる愛莉。
俺も負けてはいられないな。
調理の方法は決まった!
徹底的にやってやる。