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第40章 未来

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“何なりと罰は受ける覚悟です”


愛莉のことだから言い出すだろうとは思ってはいた。
でも、できることならば言い出さなければいいとも思っていた。


はぁ。
どうしたものかな…
確かに体は回復してきたといっても、子供のことは別だ。
何があるかわからない。
自分の、愛莉の子だ。
可愛くないわけがないし、出来ることならのんびりと妊娠時期を過ごしてほしいと思っていた。


俺はいつからこんな、中途半端なサディストになったんだろうな…
以前だったら逃げ出した奴隷を連れ戻し、拷問並みの仕置きをして放り出すくらいはしたはずなのに。

愛莉だからか……
あいつの為にも心を鬼にするしかないのか？
でも、今はゆっくりと子供を育ててもらいたい。
これが俺の本心だ。