この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
最愛の人
第42章 パパとママ
翌日、実を連れて母のお墓に行きました。

「お母さん、この子みのるっていうの。
とってもかわいいでしょ?

お母さん、ごめんね?
私ね愛莉になる。
実のお母さんは、須崎愛莉。
お母さんなら、わかってくれるよね?」


小さい頃、私の父親の事と名前のことを聞いたことがありました。
もう亡くなったこと。
でも、本当なのかな?
お墓参りになんて、行ったことないよ?

そして、お母さんが美鈴って名付けたと言っていたけど…

“お父さんから一文字貰ったの。
男が美しいって嫌だって言ってた。
あなたは女の子だもの、美しく育ってほしいの”

だから、この名前は母と父からのプレゼントだと思っています。


そして、母が亡くなって初めて知った。
母は未婚で私を産んでいた。

父親の顔もどんな人だったのかも、名前すらもわからない。

ご主人様にも話していないけれど…
知っていそうな気がしています。


「ご主人様…
私の父の話なんですけど…」

/647ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ