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最愛の人
第42章 パパとママ
「実は、実を産んだときから考えていたんです。
愛莉に改名できないかと…」

「できなくはない。

だが、いいのか?
お前の18までの名前だぞ?
お母さんから貰った名前だ、いいのか?」

「ふふっ。
最近のご主人様は、私にあまいですね。

美鈴は私とご主人様が忘れなければ、母は怒らないと思います。
それに、美鈴よりも愛莉の方が好きなんてす。
ご主人様が一番初めにくれたプレゼントですから」

「そうか……
明日、お母さんのところに断りに行こう。
実も見てもらいたいしな。

あと、愛莉に紹介したい人がいるんだ。
その後、名前の手続きの手配を頼んでおくよ」

「ありがとうございます!
母が喜びます。

お手数お掛けしますが宜しくお願い致します。
ところで、会わせたい方とは?」

「明日のお楽しみだ」

「わかりました。
あっ!そろそろ実が起きる頃かも」


ご主人様が紹介したい方、その方が今後の私達に深く関わってくる方だとは知らず。
実に授乳し、親子三人で笑い合っていたのでした。

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