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最愛の人
第12章 時が過ぎ
世の中では、クリスマスやお正月の大勢で過ごすような時期をほぼ一人で過ごした私。
奴隷に行事を過ごす資格は無いんだろうなと思いながらも、寂しく過ごしました。
佐伯様は本館にご家族がお住まいのようで夜やお仕事が空いたときはそちらへお帰りになっているそうです。
排便の痛さを誤魔化すためいろいろな事を考えていると、時間です。と尻尾を抜かれました。
こうしていつもの朝を迎え、時間までは分娩台で過ごしました。
そして、まもなく10時になります。