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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第37章 『夫婦円満本舗の慰安旅行~城崎温泉~』
『あ~、しばらく…カニは要らないかも…』
「お腹……ぱんぱん過ぎて……」
『ちょっと温泉街散策でもして
腹ごなししたほうが…良さそうだね』
「外…でるんですか?仁さん。
じゃあ、私…浴衣貸して貰いに行って来ますね!」
そう言って外湯巡りに着て行く浴衣を
真奈美ちゃんは借りに離れから出て行って。
僕はと言うと……その間…、夕食の時に
頼んだ地酒の残りをちびちびと飲んでいた。
しばらくすると真奈美ちゃんが戻って来て
僕は部屋に備え付けてあった
旅館の名前の入った浴衣を。
真奈美ちゃんはフロントの横から
借りて来た色浴衣に着替えて。
浴衣の上から羽織りを羽織って
城崎温泉の醍醐味でもある
外湯巡りに出かけた。
「夜はまた夜で…素敵ですね。
なんだか…タイムスリップしたみたいです」
昔ながらの温泉街の景色に
色浴衣の真奈美ちゃんの姿は
溶け込んでいるようで……
街灯の明かりよりも眩しく感じる。
なんて……僕もちょっと…
今夜は……慰安旅行だからって
日本酒を…飲み過ぎた…みたいだ…。
目的地は…泊まっている旅館から
一番近い歩いて5分ぐらいの外湯で。
外湯巡りのパスを入り口で見せて
また後でと…真奈美ちゃんと
しばしのお別れをした。

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