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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第37章 『夫婦円満本舗の慰安旅行~城崎温泉~』
三田のアウトレットの辺りからは
山陽自動車道経由で一旦
進路を南から西に切り替えると
ネスタリゾート神戸の方へ移動する。
この辺りから南下すれば神戸市の
西区と北区の境目あたりを縫う感じに
なってこの辺りまでくれば
神戸に戻って来たなって感じがする。
「帰って来ちゃい…ましたね…」
『また…次の慰安旅行に期待?
それとも…まだ、帰りたくない気分?』
「帰りたくない気分って…言ったら…
このままどこかに…連れてってくれるんですか?」
『そうだねぇ…じゃぁ…どこかで
適当に夕飯食って。橋でも見に行く?』
「はい、行きたいです」
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この慰安旅行が…終わってしまうのを
惜しいと…思っていたのは…、
僕の方なのか…それとも…
真奈美ちゃんの…方…なのか……。
もうちょっとだけ…
あと少しだけ…、
今の…この時間が…続けばいいのにって。
終わらなかったら…いいのに…って。
冬の冷たい空気に頬を冷やされながら
垂水と淡路島を繋いでいる
明石海峡大橋に灯る明かりを眺めていた。
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―――
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