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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第37章 『夫婦円満本舗の慰安旅行~城崎温泉~』
「あのぉ…、仁さん。
これ…一緒にいいですか?」
と…申し訳なさそうにしながら
20種類あるボードゲームや
カードゲームの中から真奈美ちゃんが
選んで来たのは2人でも遊べる
箱に黒猫のイラストが描かれた
ボードゲームで。遊ぶ時間も
30分ぐらいで終われるので
ちょっとした時間つぶしに丁度いい。
真奈美ちゃんが選んだ
黒猫のイラストの描かれた
ボードゲームの後にもう1つ
短時間で遊べるゲームを楽しんだ。
ゲストラウンジから自分達の
客室に帰って来た。
『折角だし…部屋の風呂にも入っちゃう?』
時じくの客室にある浴室からは
屋上庭園がどの部屋からも
見られるようになっていて。
僕達が今日泊まっている
時じくダブルの部屋からも
ガラス張りになっているバスルームから
ライトアップされた屋上庭園が見える。
「そうですね…、折角…こんな
素敵な…お風呂が部屋にあるんだったら
入らないと勿体ない…です…もんね」
お湯張りを浴槽にしている間
リビングスペースの椅子に
座って屋上庭園と…その先に
広がっている海を眺める。
海を眺めると言っても…この時間なので
海のある場所に広がる闇を眺める…と
言った方がいいのかもしれないけど…。

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