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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第37章 『夫婦円満本舗の慰安旅行~城崎温泉~』
『明日の朝だったらここから、
海…眺めながら入れそうだね』
「そうですね、この建物の
すぐ…向こう側は…海ですし…
丁度…この下側が昼間に行った
マリンワールドですもんね」
一緒に…浴槽に浸かって
一緒に……ライトアップされた
庭を眺めながらそんな会話を交わした。
「仁さん…そのぉ…今日は…
…色々と…ありがとうございました」
しばらく浸かっていると真奈美ちゃんが
今日のお礼を言い始めた。
そのありがとうございます…は
昼間に行ったマリンワールドに
関するありがとうなのか…、
今…こうして過ごしている…
金波楼の時じくの部屋の事なのか…。
それとも…そもそもに…この
本舗の2回目の慰安旅行へのお礼なのか…。
『お礼なんて…いらないよ…?
真奈美ちゃんは…それだけの事を
いつもしてくれてるし。お仕事
頑張ってくれてるからね…?』
実際に…1人分の給料で…
雇わせて貰っていていいのかな?って
ぐらいの…働きをしてくれているので
その分の還元だと思えば安い位だ。
「仁さん……」
『このまま浸かってたらのぼせて
茹で上がっちゃいそうだし…。
そろそろ…上がろうか?』

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