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第13章 『夫婦円満本舗の慰安旅行』

仁さんと…えっちな事…しちゃったら…。

そんな気持ちが…

きっと…、強くなってしまう…って。

結局…、そうした所で…

辛いのは…真奈美ちゃんでしょって。

仁さんならあのいつもの感じに言いそうだけど。


「仁さん…は…、それで…
真奈美の事を、
そうしてくれない…んですか？
それとも…、真奈美とそうしても、
お金にならないから…ですか？」

真奈美のお母さんは、そうやって
おじさん達からお金を貰ってた。

私にも…、おじさんの相手をさせて。
おじさん達からお金を貰ってた。

純二おじさんは、真奈美がそんな事を
しなくてもお金を稼げる様にって
高校にも行かせてくれたし。
純二おじさんのお父さんが、
パソコンに詳しい人を紹介してくれて。

その人から、
ハッキングのやり方の基本を教えて貰った。

純二おじさんが、探偵のお仕事をする
お手伝いをしたいって…純二おじさんの
お父さんに相談したら。
和泉さんを紹介してくれて。
高校に通いながら和泉さんの所に通ってた。

仁さんには、純二おじさんが死んだ時に。

真奈美ちゃんの好きにしても良いと言われたけど。

私はここに残る事にした。

仁さんも探偵のお仕事をしていたけど。

自分が今までしてきた事と、

探偵のお仕事のその両方を合わせて

役立てられる事をしたいって。