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第13章 『夫婦円満本舗の慰安旅行』

純二おじさんが、真奈美のお母さんに

真奈美の事を施設から

引き取る時に預かりたいと

そう言ってくれて、話をしてくれて。

その時に…お母さんに…

纏まった金額を支払ったと

純二おじさんのお父さんから聞いた。

本当は…、お仕事をして…お金を貯めて。

そのお金を…

純二おじさんに…返すつもりでいた。

何年掛かっても良いから、

自分が…えっちな事をして

稼いだんじゃないお金で…

純二おじさんに返したいって思って居て。

純二おじさんが、お母さんに約束したのは。

私が、２０歳になるまで

面倒を責任持って見ると言う事で。

私は…、今は１９歳になっていて。

もう…次の誕生日になれば…、２０歳になる。

真奈美の誕生日が来れば…約束の期間は…

終了する事になる。

仁さんはお祖父さんに言われて、

純二おじさんが真奈美のお母さんと交わした、

その真奈美の面倒を

２０歳まで見ると言うのを。

遺産として、

茂木探偵事務所の事務所と一緒に

相続した形になっているから。

その…、真奈美は仁さんの

２０歳までの約束の期間限定…の助手で。