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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第22章 『初めての彼女』
「じっ…仁…くん…ッ…足、
足…降ろしてッ…、
やっ、…こ…の…恰好は…ッ」
どうにも…恥ずかしいみたいで、
ベッドの上のクッションで
柏葉は自分の顔を隠して居て。
そんなリアクションを見せる彼女が
堪らなく愛おしいとも可愛らしいとも
感じてしまって…好きという感情が
溢れて来るみたいな…感じがして。
静さんと…何度も…
セックスはしてるけど、
自分の感じてるこの感情は、
静さんとしてる時には
感じた事ないなって、
そんな事を仁はぼんやりと考えていた。
『恥ずかしい?大丈夫…
ちゃんと…慣らして置かないと…。
陽詩ちゃんが…痛い…かも知れないから』
初めての時は…痛い…らしいが
静さんが言うには、個人差。
あの無節操親父が言うのも人による。
でも2人共…が言うに、時間を掛けろと
言う事は…共通していたので。
教えられた事に…忠実に、
僕は彼女の身体を解して行った。
スルスルっと…最後の1枚である
ショーツを脱がせると。
「ダメッ……」
自分の手でアソコを柏葉が隠して。
僕の視線を遮って来る。
彼女が手で隠しているその部分に
顔を近付けると、自分の手で
無理やり退かせたりしないで
ちゅぅ…と柏葉の隠している手の指の
先に僕はそっと優しくキスをした。