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淫魔の宿へようこそ
第7章 背徳を覆う淫魔の愉悦
ニコルの様子を見ていた彼が小さく笑いました。
「まだ足りないかな?」
そう言いながら再び指を侵入させます。
そして先ほどよりも柔らかな内部を確かめた後に、深く押し込んだ状態で小刻みに動かしていきます。
「きゃうっ? あああぁっ!」
ドルードは埋めた指で腟内全体的を揺らすかのように執拗に責め立ててきました。
細かな振動は強い快感となりニコルの全身を駆け巡っていきます。
「やだ……! そこばっかり……いやです……ぁあんっ」
ニコルは何度も首を横に振りましたが体はもうすっかり正直になっていました。
蜜口から愛液が大量に溢れ出し、椅子の上に染みを作りました。
「んっ、ぁ……!」
指を抜かれたのはニコルが達する直前で、同時に生温い息遣いをその部分に感じました。
「ここも…お尻の穴までヒクついてる」
ドルードの舌が蜜口に触れ、ゆっくりと中に差し込まれていきます。
「やぁ……! あ、あぁ」
ぬめった舌で掻き回される感覚に腰が震え、ニコルは背中をしならせます。
彼女のそこは充分過ぎるほどに濡れそぼり、ドルードはそれを掬い取るようにして舐め上げ、更に音を立てて吸い上げていきました。
「ひゃうぅ…!」
「君の味がする……」
彼が満足そうにそう呟くと、今度は舌を尖らせて内壁をつついたり、入り口の皺をなぞるようにして愛撫していきます。
「んふ……っ!」
舌を引き抜かれたそこに吐息を吹き掛けられます。
その部分がひくんっと震えているのがニコルにも分かるのに、そんな様を彼に間近で見られているかと思うといたたまれない気持ちになってしまいます。