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第8章  啓子
「 失礼します 」
泰三の左側に 大柄な二人の男が座り
子供の頃の話しを 小さな声で話すのが聞こえ
一緒に入って来た 男は 和恵の隣に腰かけ
二組の夫婦と話を始めた

囲炉裏に座って30分程の時が過ぎ 年配の女性が
立ち上がり お部屋へ戻るはと言い残して
囲炉裏の脇の扉を開けて 中へ入って行くのを見て
大柄な男二人が 後を追うように部屋へ入って行った
泰三の背中を 支配人の手で軽く叩かれ
泰三は立ち上がって ちょっと 襟元から見える肌が
ほんのり色を付けて来た、和恵に耳打ちして
支配人の後を追った 食堂を通り過ぎ建物を回る様に歩く
小さな明かりだけの庭を通り
露天風呂の前のガラス戸を開けて 支配人が

「 失礼します 」
声を掛け 部屋へ入って行く後を付き
部屋へ入ると 先ほど左に座って居た
年配の夫人が 驚いたように見る横を通り
支配人が開けた襖の奥の部屋へ入った
1畳程の部屋の右側のガラスから強い明かりが
支配人に促され 部屋の中の椅子に腰かけ

「 マジックミラーです 間もなく奥様が・・・ 」

支配人は ドアを閉めて出て行き
1畳の空間に 取り残されて 明るい部屋を
覗いた 大柄な二人の男が襖の前に
板壁を取り付けているのが見え 
隣の部屋を隠していく 隠し終わると
座布団に座り 談笑を初めて笑い声が
頭の上のスピーカーから聞こえて来た
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