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dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第8章 これからもずっと
ぴったりと手のひらをあわせ、より一層身体が密着する。

グチュッ..ギチュッ..

結合部から卑猥な音と愛液が溢れ出す。

私はうっすら目をあけて、あまりの快感に溢れ出した涙に霞んだ創をみた。

「ああっ..創ぉっ!そぉっ!」

何度も名前を呼ぶ。
限界が近づいてくる。

そして..
「やああっ..ん!!」

私は頭が真っ白になり、背中を反ってイってしまった。

「はあっ..ああ..」

ざわざわと蠢く中に、創が絶えず腰を打ちつける。

「はあっ..咲、出るっ!」

身体を揺さぶられたまま余韻に浸る間もない私は、創をぐいと引き寄せた。

「出してっ..創のっ..!」

「..ああっ..咲....うっぐっ..」

瞬間、身体の中に生暖かいものが広がった。
くたりと創が私の上に倒れ込み、肩で息をする。

私はそんな彼の頭を撫でた。

さわさわと髪を触ると、少しして創が顔を上げた。

「咲....」

「ん?」

「大好き。」

「..っ..」

改めて言われて照れながら頷いた。

「うん、私も....」



愛してる、の言葉は今でも照れくさくてなかなか言えない。

でもどんな言葉でも、隣にキミがいて囁いてくれる幸せが今ここにある。

あなたが私にとっての最高のプレゼントだよ、創。

そんなことを思いながら、私はそっと大切な人の頬にキスをした。


これからも続く幸せを、願いながら。
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