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dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第9章 狂おしい程キミが好き
「..ああ..百合ちゃんほんま好き..!」
「....私も!」
もう一度ぎゅっと抱きしめ、俺はあることに気づいて身体を離した。
「そうや....百合ちゃん、メリークリスマス!」
「ふふっほんとだ....メリークリスマス、俊介!」
そして唇を重ねた。
俺の彼女は、かわいくて、ちょっと意地っ張りな照れ屋さん。
もどかしくなる距離も、一度会うだけで全部が満たされる。
未だに探るようなぎこちないキスも、ぎゅっとシーツを握りしめる姿も....
俺だけに見せる笑顔や甘い顔も....
全てが俺の宝物。
きっと..いや絶対俺は一生彼女に夢中なんだと思う。