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dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第3章 思い出にはいつもキミが
「これからも色々あるだろうけど....ずっと一生そばにいてほしい。来年のクリスマスも、死ぬまでずっと....」

私は涙を流しながら何度も頷いた。

身体を離して顔を上げると、キスをしてゆっくり服を脱がされていく。

「キミはいつまでも変わらない。子供はあんなに大きくなるのにね..」

そういってまたゆっくり押し倒すと、私の首筋にチュッとキスをした。

「早苗ももうすぐ私たちから離れるものね..そのうち彼氏をつれてくるわよ。」

ふふっと笑うと、ムッと眉をしかめて呟いた。

「..まだ彼氏..いらない..」

「ふふっ..」




私のそばにはいつもあなたがいる。

寂しい時も嬉しい時も、あなたのしてくれる小さなことや言葉が、全て幸せに変えてくれる。

年をとって子供が離れてもー

私たちはずっと寄り添って生きていきたい。

何年も何十年も先のクリスマスも..
あなたの隣で笑っていたい。

私は大切な人の腕の中で、幸せをかみしめていた。
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