この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第4章 クリスマスの再会
彼氏はハーフみたいなイケメンで、彼女は普通な女の子だったけど、すごく幸せそうだった。
三島くんに再会するまでの私なら、きっと毒吐いて辟易していたに違いない。
それくらい二人は想い合ってるように見えたから。
でも今、私は爽やかな気持ちで心から二人の幸せを祝福できていた。
これからどうなるかわからない。
このまま進展はないかもしれない。
けど..絡み合うはずのなかった糸が、偶然交錯して私たちが再会したように、もしかしたら二人の未来(さき)はあるかもしれない。
かもしれない、なんて曖昧な表現は大嫌いだったけど..
「まぁ..クリスマスもたまにはいいかもね。」
私は澄んだ空を見上げて小さく笑った。
三島くんに再会するまでの私なら、きっと毒吐いて辟易していたに違いない。
それくらい二人は想い合ってるように見えたから。
でも今、私は爽やかな気持ちで心から二人の幸せを祝福できていた。
これからどうなるかわからない。
このまま進展はないかもしれない。
けど..絡み合うはずのなかった糸が、偶然交錯して私たちが再会したように、もしかしたら二人の未来(さき)はあるかもしれない。
かもしれない、なんて曖昧な表現は大嫌いだったけど..
「まぁ..クリスマスもたまにはいいかもね。」
私は澄んだ空を見上げて小さく笑った。