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第1章 第一章 プロローグ

体育の時間、
私はずっと先生が気になって仕方がなかった。
いけないってわかってるのに･･･





｢藍那～そろそろ帰らない？｣

｢そうだね♪･･･あれ!?ない!!｣


ない｡
読みかけの本がない。


あ!!教師更衣室の棚の上に置いたままだ…


｢ゴメン、先に行ってて。掃除場所に本忘れてきた(- -;)｣

｢マジ!?一緒に行こうか？｣

｢大丈夫！ありがとう、すぐに追い付くから｣



私は教師更衣室に走った。






この出来事が私の生活を変えるとも知らずに。