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ブルマー狩りの季節
第1章 プロローグ
私の名前は沼本明彦という。四十五歳で、女子高で教師の職に就いている。
X県のQ村に所在する、私立○○女子学院高校という女子高で、担当する教科は化学だ。
◇◇◇◇◇
Q村は、X県北部に東西に連なる山々の山間にある、小さな農村だ。
僅かな平野部での米作を主とする農業と、周囲の山々からの恩恵に授かった林業、それに村の一部で採取される石灰石が、村の経済を支えている。
尤も、この国の多くの農村がそうであるように、Q村もずいぶん前から、深刻な過疎化に見舞われている。
経済の衰退には歯止めがかからず、それに伴って村の人口も減少の一途を辿っている。
Q村はそんな“寒村”で、そのQ村と周辺の村々から生徒を集めた私立○○女子学院高校も、規模としては小さい高校だ。
現在、看護科と家政科が設置されているが、一学年の生徒数は凡そ百人で、全校での生徒数は約三百人余りといったところである。
X県のQ村に所在する、私立○○女子学院高校という女子高で、担当する教科は化学だ。
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Q村は、X県北部に東西に連なる山々の山間にある、小さな農村だ。
僅かな平野部での米作を主とする農業と、周囲の山々からの恩恵に授かった林業、それに村の一部で採取される石灰石が、村の経済を支えている。
尤も、この国の多くの農村がそうであるように、Q村もずいぶん前から、深刻な過疎化に見舞われている。
経済の衰退には歯止めがかからず、それに伴って村の人口も減少の一途を辿っている。
Q村はそんな“寒村”で、そのQ村と周辺の村々から生徒を集めた私立○○女子学院高校も、規模としては小さい高校だ。
現在、看護科と家政科が設置されているが、一学年の生徒数は凡そ百人で、全校での生徒数は約三百人余りといったところである。