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ブルマー狩りの季節
第1章 プロローグ
さて、その私立○○女子学院高校に、二十年以上身を置いている私だが、教師としての私の評価は、勤め始めた最初から今日に至るまで、一貫して芳しくない。
校長を始めとして、同僚の教師からは、『仕事に対する情熱が欠けている』と評されている。
必要最低限の仕事しか熟さない私のことが、どうやら彼らは気に入らないらしい。
また私は、生徒たちからの人気にも、極めて乏しい。
その理由は、授業が面白みに欠ける、声が小さくて聞き取りにくい、説明が分かり辛い、黒板の字が読みにくい、陰険そうな私の見た目が不快等々――多岐に渡る。
さらには、粗末な人相の加えて体つきは貧弱なので、生徒たちには馬鹿にすらされる始末だ。
不健康に思えるほどに痩せ細って、細い目の端が鋭く吊り上っている私に、生徒たちが『トカゲ』という渾名を付けて呼んでいることを、私は知っている。
◇◇◇◇◇
しかし今に至って、私は同僚からの評判も、生徒からの人気も、特に気に留めてはいない。
むしろ生徒たちから忌み嫌われる今の状況は、”ブルマー狩り”をする上で、私にとっては好都合だった。
校長を始めとして、同僚の教師からは、『仕事に対する情熱が欠けている』と評されている。
必要最低限の仕事しか熟さない私のことが、どうやら彼らは気に入らないらしい。
また私は、生徒たちからの人気にも、極めて乏しい。
その理由は、授業が面白みに欠ける、声が小さくて聞き取りにくい、説明が分かり辛い、黒板の字が読みにくい、陰険そうな私の見た目が不快等々――多岐に渡る。
さらには、粗末な人相の加えて体つきは貧弱なので、生徒たちには馬鹿にすらされる始末だ。
不健康に思えるほどに痩せ細って、細い目の端が鋭く吊り上っている私に、生徒たちが『トカゲ』という渾名を付けて呼んでいることを、私は知っている。
◇◇◇◇◇
しかし今に至って、私は同僚からの評判も、生徒からの人気も、特に気に留めてはいない。
むしろ生徒たちから忌み嫌われる今の状況は、”ブルマー狩り”をする上で、私にとっては好都合だった。