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ブルマー狩りの季節
第9章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・四】
それは本当に、“いつしか”といった感じだった。

◇◇◇◇◇

早苗はまず最初の一文字“オ”を、唇から溢れ返る喘ぎ声のその一つのように、口にし始めた。

「あぁぁっ、うふぅん……“オ”っ――あぁあぁ、ん、んっ、あっ……“オ”っ、“オ”っ、“オ”っ――うっふぅんっ、あぁんっ」

そのうちに二文字目“マ”が、そこに入り交じるようになって――

「あぁっ、あんっ――“オ”っ、“オマ”っ、あぁんっ――”オ”っ、”マ”っ、”オマ”っ、あぁんっ」

さらに程なくして、三文字目“×”を、唸るような感じで発声するに、至った。

「あっ、んんっ……“オ”っ、“オマ”っ、“オマ”っ――“×”――あふぅんっ、あぁっ、あぁっ、あぁあぁっ――“オマ×”…んふっ…“オマ×”……」

しかしながら、そんな具合で三文字目までは発声出来るに至ったものの、それから相当な時間と相当な回数、早苗はその三文字“オマ×”だけを――付け加えるなら、その三文字にすら幾度となく失敗しながら――繰り返した。

「あっ、んんっ、あっ、“オマ×”、“オマ×”――あぁんっ、あんっ――“オマ×”、あっ、あっ、“オマ”っ――んあぁ、あぁっ――あぁん、“オ”っ、“オマ×”、うふぅ、ふぅん」

たった四文字の単語でありながら、早苗にとってそれを完成させることは、相当に困難であるらしかった。

然る間に、早苗はとうとう四文字目“コ”を発音するようになった――が、それを指して『完成』とは呼べなかった。

何故なら早苗は、

「“オマ×”、あぁあっ、あっ……“コ”っ――あん、あん、あんっ……“オマ×”――うふぅんっ――“コ”っ」

と、“オマ×”と“コ”の間に、相当の喘ぎの断片を挟んだからだ。

もしかしたら、最後の一文字“コ”の発声を躊躇しているうちに、“思わず”喘ぎ声を漏らしてしまったのかも知れない。

或いはもしかしたら、途中で喘ぎ声を挟むことによって、その単語の持つ隠微な響きを和らげたかったのかも知れない。

◇◇◇◇◇

しかし何にせよ、私はその時点ではそれを『完成』と見做(みな)さず、右の乳首への愛撫を続けた。

レロレロと舐め回し、ちゅぷぅっ、と吸い付き、ぴちゃぴちゃと弾いた。
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