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ブルマー狩りの季節
第9章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・四】
暫(しばら)くして、ようやく早苗が、私が認めることが出来る“オマ×コ”の発声に及んだ時、私は唇の中に乳首を包み込んでいた。

その時、私は――じゅぷっ――と吸い付いて、その瞬間に早苗は、

「あぁあんっ」

と悶え、私がそのまま――ぬちゅ~~~ぅぅっ――と吸うと、早苗は、一頻り悶えた後に、その悶えるうちに甲高くした声で、それを発声した。

「あぁあぁあん――“オっ、マ×、コ”ォォォォ……」

私は長く添えていた口元を、早苗の右の乳首から離して、早苗の顔を見上げた。

早苗も自分がついに“オマ×コ”と口に出した自覚があるらしく、楕円の輪郭の内側は熟した林檎のような、紅潮に満ちていた。

私はそんな早苗の、赤らめた顔を眺めて、言った。

「とうとう、“オマ×コ”って、言えたね……?偉いぞ、早苗……」

早苗は真っ直ぐ前を――つまりは私の頭の上を――見つめたまま、やはり小さな声で呻くように呟いた。

「恥ずかしい……」

この時、早苗は真っ赤な顔をしながらも、その口元に微かな笑みを浮かべていた。

その笑みが、果たして“オマ×コ”と発声したその“達成感”からもたらされるものなのか、或いはついに猥褻な単語を口にしてしまった自分自身への“嘲笑”なのかは、私には判断出来ない。

しかし何にせよ――全ての物事がそうであるように――一度の経験は二度目を容易にするものだ。

しばし早苗の赤く染まった顔を眺めた後に今一度、私が早苗の右の乳首に――くちゅぅっ――と吸い付くと、早苗は控えめな喘ぎ声に続けて、それを発声した。

「うっ、うぅうんっ、オマ×コォォォ……」

ここで私にとって喜ばしかった事実は、早苗の喘ぐ声が切なげだったのに対して、『オマ×コ』と口にした際のその声が、どこか嬉しげな響きを持っていたことだった。

然る後、私が今度は――ペロっ、ペロっ、ペロっ――と立て続けに三回、乳首を舐めれば、早苗は忠実に三回小さく悶えてから、やはり忠実に三回、その単語を口にした。

「あんっ、あんっ、あんっ――オマ×コっ、オマ×コっ、オマ×コォォォォ……」
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