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ソルティビッチ
第1章 ソルティビッチ…
 19

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 かわいい彼は、愉悦の顔をしながら夢中になってストッキング脚の爪先をしゃぶっていた。

「は、ぁ、あん、ん…」

 そして、実は…
 わたし自身も、この爪先の感度が敏感であったのだ。

 爪先を舐め、しゃぶられる…
 これは、痺れる様な快感を生み、子宮の疼きと直結してくる。

 そう、まるで…
 クリトリスを舐められているかのように…
 昂ぶり、疼き、そして濡れてしまう。

 わたしは爪先を舐められ、しゃぶられながら徐々に昂ぶり、身悶えをし…
 もう片方の爪先で彼のモノを弄り、喘ぐ。

 そして彼はストッキングフェチな、ストッキングラブの愉悦の表情でわたしのストッキング脚の爪先を舐め、しゃぶりながら…
 もう片方の脚で自らのモノを弄られ、震えていた。

 そんなお互いに喘ぎ、昂ぶってきていたのだが…

 かわいい彼の方が少しだけ敏感であったようで…

「あっ、うっ、うぅ」
 わたしの爪先の弄り攻撃により、すっかり昂ぶってしまったらしく…
 ブルブルと震え、喘ぎを漏らしてきたのだ。

「あっ、ううっ」
 そして口を離し、喘ぎ声を上げ、身悶えしてきた。

「あらぁ、もう、そんなに感じちゃってるのぉ?」
 わたしは自分の昂ぶりを隠し、冷静さを装って、そう囁く…
 そしてまだ爪先で弄っている。

「う、あ、は、い、ん…」
 彼は本気で喘いでいた。

「まだダメだよ、まだまだ、もっとガマンしなくちゃ」
 わたしは冷たく言い放つ。

「あ、は、はい…」
 彼は必死に応えながらも、わたしの爪先攻撃に身悶えをしていた。

 わたしはふと、彼を見る…
 そう彼もまだ、上着さえも脱いではいない、スーツ姿のままであった。

 わたし自身も彼を部屋に誘い、その流れでソファに座ったままてまあったから…
 上着さえも脱いではいなかったのである。

 ひと息入れようか…
 
 そう想い…

「こっちに…」
 と、囁き、彼の股間から爪先を外す。

「さぁ、おいで…」
 そう彼を手招きしながら、上から眺めた。




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