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ソルティビッチ
第1章 ソルティビッチ…
 25

「あん、ほらぁ、もっとぉ…」
 わたしはグリグリと股間を彼に押し付けていく。

「ぁ、ぁぁぁ…」
 駿は感嘆の喘ぎを漏らしながらも、一心不乱に舌先を使って舐めてきた。

 そう、わたしはビッチで…

 そして…

 わたしも変態なのだ…


「ぁ、ぁぁぁ、ゆ、悠里さん…
 ゆ、ゆりさんもぉ…」
 と、駿くんは更に感激の…
 そして、愉悦の喘ぎ声を上げてくる。

 なぜならわたしも…

 パイパンのツルツルだから…

 そう…

 わたしもアソコをツルツルに脱毛しているから…

 ノーパンでツルツルな…

 変態女なのだから。


「ほらぁ、変態くん、いいからもっと、舌先を使ってぇ、舐めるのよっ」

 だから、こんな変態女だから…

 過去のワンナイトの男達は皆…

 まず最初は驚き…

 下手すればビビり…

 気持ちが引き…

 そして一度は萎える…

 ほぼ、そのパターンが多い。

 だが、現実には世界の一流トップモデルや女優達、そして奔放なセレブレディの間では…
 全身ツルツル…
 この陰毛に至るまでの脱毛は、常識となっているのだが…
 まだまだ日本では認知度が低いのだ。

 だけと、わたしはそんなセレブリティだけの想いだけではなく、この駿もそうであろうが…
 淫靡で、変態的な、昂ぶりの想いからの脱毛でもあるのだ。

 それは、つまり…
 自分のビッチさ、淫靡さの、ひとつの表現方法でもある。

「さぁ駿、もっとグリグリと舌先を使って舐めるのよ…
 ほらぁ、キミと同じ変態女のわたしを舌先でイカせなさいよっ」
 わたしはそう淫らな想いを吐露し、叫ぶ。

 この低気圧による自律神経の不安定な疼きを、この変態的プレイにより払拭させ、発散させたい…

 この心の昂ぶりの疼きを解消させたい…

 最近の欲求不満を爆発させたい…

 そんな想いは…

 ストッキングフェチで変態くんの、この駿が…

 叶えてくれるかも…

 そう、わたしは期待していた。




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