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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第6章 蝶のいざない
 男が袖から何やら取り出した。



「そうだ、これを渡しそびれるところであった」



 大きな手のひらに、ちょこんと白兎が鎮座している。



 雪鈴は思わず小さく声を上げた。



「あ」



 男が優しい声音で言った。



「そなたにとっては、大切なものなのだろう」



 雪鈴は不思議そうに眼をまたたかせた。



「何故、お判りになるのですか」
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