この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第7章 発覚
 今日はいつもと少し勝手が違った。座るなり、彼は腕に抱えた花束を文机に乗せたのだ。



 眼にも眩しいほど鮮やかな緋色の椿である。コンが少し面映ゆげに言った。



「今朝、庭に出たら、寒椿があまりにも美しく咲いていたものでな。そなたに持ってきた」



 刹那、雪鈴は息を呑んだ。確かに数輪の紅椿は艶(つや)やかで美しい。彼のように絵心があれば、雪鈴も描いてみたくなるだろう。
/4628ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ