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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第4章 序章~最初の「死」~
 寸前、崖の最先端に名も無き野花が咲いているのがチラリと視界に入る。小さな白い花を咲かせているものもあれば、既に枯れて茶色く変色しているものもある。残った茎に霜柱がついて、氷の花が咲いている。本当に花が咲いているわけではないが、氷の結晶が粒となって枯れた茎について花のように見えるのだ。



 そういえばと、雪鈴は思い出す。



 幼い頃、乳母と共にままごとをして遊んだ孫家の庭には、シモバシラの花が咲いていた。
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