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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第7章 発覚
 雪鈴は見えない壁の前に佇み、偉容を誇る美しい宮殿に圧倒されるしかない。



 そこで、雪鈴の意識はフゥっと途切れた。



 次に気がついたのは、もう馴染んだ居室の夜具の中だ。昨夜と変わりなく、数輪の紅椿が艶やかに咲き誇っていた。



 雪鈴は床の上に身を起こした。まだ夜明け前の薄青さが室内に夜の名残を残している。



 白み始めた室内の中で、椿の緋色だけがやけに鮮明に際立って見えた。
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