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青い欲情~男と女の色模様~
第7章 おねえさんと再び
「イッちゃう!!…ああっ…!!」
あと少しで「逝くっ」って言葉が貰えそうな直前で僕は、また舌の動きを止めた。
そして同じように手を胸に伸ばしておっぱいの突起をもてあそぶ。
「…やめてって言うからやめてあげた」
「…もうっ、ばかぁ!!あとちょっとで逝けたのにぃ!!」
『焦らし作戦成功だな』
僕は、再びピチッャ、ピチッャと舐め始めた。
「もういい!もう逝けない!」
一度快感を逃した体は、
完璧にシラケきっていた。
「…逝かせて貰えると思ったのにぃっ!」
あれっ?
焦らせば焦らすほどいいんじゃなかったのかよ?
股間から顔をあげて沙織の顔を見ると
頬を膨らませてめちゃくちゃ機嫌の悪そうな顔をしていた。
「もう知らない!!」
沙織は体を起こすと
狭い空間を無理して運転席に戻ってしまった。
膨れっ面でエンジンを始動させると
ショーツも穿かずにノーパンのままで車を岬からUターンさせた。
「何を怒ってるんだよ」
僕に童貞を卒業させた時に
女は焦らせば焦らすほど体が疼くのよと教えたのは自分じゃないか!と
僕は僕で不貞腐れてペニスを出したまま助手席に体を沈めた。
「あのまま…逝かせて欲しかったのに…」
心なしか沙織の声が涙ぐんでいるようだった。