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ガトーフレーズ
第14章 savarin
絶え間なく背筋を上下する疼きに、太股を濡らすほどの水が迸った。
もっと、もっと、俊太を感じたい。
密着して、溶け合って、体の奥まで触ってほしい。


俊太は、莉乃をベッドに押し倒し、手首を持って腕を交差させた。

腕によって両側から挟まれ、隆起した乳房。
そして、その頂点でピンと勃った可憐なさくら色の乳首。
半開きのぽってりとした唇。
快感に震える長い睫毛。
艶かしいラインを描くくびれた腰。
くっきりと彫られた鎖骨。
細く伸びた白い腕。

すべてが瑞々しく、妖艶だった。
突き上げれるたびに、ぷるんぷるんと揺れる胸。

「こんな綺麗で可愛い子を、今独り占めしてるかと思うとたまんなくなる」

「……私もだよ……。こんなふう……に……いっぱ……い……欲しがって……くれて……嬉し……い……」
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