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ガトーフレーズ
第4章 mousse
車はすべるようにミッドタウンへ入っていった。
イルミネーションの中にそびえ立つリッツ・カールトン。
案内係も断り、エレベーターでクラブフロアに運ばれる間も、何度もキスをされて、莉乃は立っていられなくなっていた。
男はキスを止め、莉乃の頭を撫でると手を引いた。
部屋に入ると、二方面に広がる窓からの夜景が目に飛び込んだ。
東京タワーのまわりに散りばめられた宝石のような夜景。
緑と黄色と茶色を基調にした落ち着いたインテリア。
それから、大きな窓があるビューバスに、キングサイズのベッド。
何もかもが、浮世離れしてゴージャスだった。
イルミネーションの中にそびえ立つリッツ・カールトン。
案内係も断り、エレベーターでクラブフロアに運ばれる間も、何度もキスをされて、莉乃は立っていられなくなっていた。
男はキスを止め、莉乃の頭を撫でると手を引いた。
部屋に入ると、二方面に広がる窓からの夜景が目に飛び込んだ。
東京タワーのまわりに散りばめられた宝石のような夜景。
緑と黄色と茶色を基調にした落ち着いたインテリア。
それから、大きな窓があるビューバスに、キングサイズのベッド。
何もかもが、浮世離れしてゴージャスだった。