この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ガトーフレーズ
第6章 Opéra
カランコロン……。
カウベルがなり、お客さんが入ってきた。
莉乃ははっとして、
「いらっしゃいませ」
パタパタとお客さんのもとへ急いだ。
「素敵なお店ですね! インテリアも庭も……一目惚れしちゃいました」
「ありがとうございます。ケーキもとってもおいしいですよ」
「はい! ここのケーキが食べたくて電車を乗り継いで来たんです!」「ね! あとラテにいろいろ絵も描いてくれるんですよね!」「ねー♪ ウチ、Twitterで見て感動しちゃって」
二人組の女性が、はしゃぎながらメニューを見ているのを嬉しい気持ちで眺めながら、
(あのとき、私もこのお店とケーキに恋したんだよね)
と、懐かしく思い出していた。
カウベルがなり、お客さんが入ってきた。
莉乃ははっとして、
「いらっしゃいませ」
パタパタとお客さんのもとへ急いだ。
「素敵なお店ですね! インテリアも庭も……一目惚れしちゃいました」
「ありがとうございます。ケーキもとってもおいしいですよ」
「はい! ここのケーキが食べたくて電車を乗り継いで来たんです!」「ね! あとラテにいろいろ絵も描いてくれるんですよね!」「ねー♪ ウチ、Twitterで見て感動しちゃって」
二人組の女性が、はしゃぎながらメニューを見ているのを嬉しい気持ちで眺めながら、
(あのとき、私もこのお店とケーキに恋したんだよね)
と、懐かしく思い出していた。