この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
A crescent moon
第11章 愛愛
写真と指輪をポケットにいれ、家をでる。
ガレージにいき車に乗り込むと、マンションの前にパトカーが止まったのが見えた。
管理人室に二人組が向かっている。

何となく、自分のことだろうなと思いながらも車を出していた。

救急隊員が部屋に入ってきたときの、あの表情を思い出す。
左手の痣について黙っていると、何やら数人で話していた。

静かな車内に、美和の好きだったCDをかける。

明るい、恋の歌。
ちょっと調子外れな鼻歌を美和がいつも歌っていた頃が懐かしい。

赤信号になり、ふと、ポケットから写真を取り出し見た。
夕日をバックに、美和の肩を抱いている。
(そうだ...美和と離れる前にここだけ..)
/300ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ