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A crescent moon
第11章 愛愛
海に沈んでいく太陽をちらちら見ながら、アクセルを踏み込んだ。
どうか、間に合ってくれ。
どうか..どうか..
蛇行の激しい道を速度をあげて登っていく。
その時、助手席から声が聞こえた。
『正弘さんっ!ここからでも十分綺麗だよ!』
「美和..?」
隣をみると美和が笑っていた。
「美和..なんでここに..」
『なんでって..ずっといたじゃない。』
ムッとしたように膨れる彼女。
「そっか..そうだったね..」
言いながら目を前に向けると、眼前に白いガードレールが迫ってきた。
どうか、間に合ってくれ。
どうか..どうか..
蛇行の激しい道を速度をあげて登っていく。
その時、助手席から声が聞こえた。
『正弘さんっ!ここからでも十分綺麗だよ!』
「美和..?」
隣をみると美和が笑っていた。
「美和..なんでここに..」
『なんでって..ずっといたじゃない。』
ムッとしたように膨れる彼女。
「そっか..そうだったね..」
言いながら目を前に向けると、眼前に白いガードレールが迫ってきた。