この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
A crescent moon
第13章 逢瀬

ーシャワー一緒に入ろうかー
部屋に入ってすぐ抱き寄せられ、そう耳元で囁かれると、アルコールの入った私は無意識に頷いていた。
「美和はさぁ、ほんと綺麗な身体してるよね。」
「そんなことないよ。」
頭を掻き回す彼の手を感じながら、私は鏡に映る自分の姿を見た。
私の後ろには逞しく、でも細い身体が見える。
「ヨシキこそ、引き締まってるよね。何かしてた?」
「仕事でトレーニングさせられるからかな。毎週ジム。」
「へぇ。でも、初めて会った日も…」
引き締まってた気がする、といいかけて、初めて出会った時のことを思い出し恥ずかしくなった。
「…昔、ダンスしてた。ストリートダンス。」
「ダンス??意外ね。」
ヨシキが踊ってるところが想像できなくて、私はなんだか笑ってしまった。
部屋に入ってすぐ抱き寄せられ、そう耳元で囁かれると、アルコールの入った私は無意識に頷いていた。
「美和はさぁ、ほんと綺麗な身体してるよね。」
「そんなことないよ。」
頭を掻き回す彼の手を感じながら、私は鏡に映る自分の姿を見た。
私の後ろには逞しく、でも細い身体が見える。
「ヨシキこそ、引き締まってるよね。何かしてた?」
「仕事でトレーニングさせられるからかな。毎週ジム。」
「へぇ。でも、初めて会った日も…」
引き締まってた気がする、といいかけて、初めて出会った時のことを思い出し恥ずかしくなった。
「…昔、ダンスしてた。ストリートダンス。」
「ダンス??意外ね。」
ヨシキが踊ってるところが想像できなくて、私はなんだか笑ってしまった。

