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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第43章 あゝ無情
「やめてください!!」
「ゆかさんねーちゃんのわからず屋!!」
「あんたこそなによ!!」
「やめてください…ああああああああああああああああああ!!」

(バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!)

ゆかさんとゆらさんに突き飛ばされた哲人《てつと》は、近くにあった障子戸《しょうじ》に頭から突っ込んだ。

哲人《てつと》さんは、目にあおぢができた上に鼻血をたらしている状態でゆかさんとゆらさんを止めに入ったが、また突き飛ばされた。

(ガシャーン!!)

哲人《てつと》は、縁側にあるガラス戸に突っ込んだあと庭に落ちた。

その間に、ゆかさんとゆらさんの取っ組み合いがさらにひどくなった。

「いたいいたいいたいいたいいたい!!」

ゆかさんは、ゆらさんの髪の毛を引っ張った。

その後、ゆらさんはゆかさんに突き飛ばされた。

「ノーテンキでデリカシーのないあんたにうちらの気持ちなんかわかってたまるか!!」
「あああああああああああああああ!!」

ゆかさんに突き飛ばされたゆらさんは、特大広間のとなりにある台所へ転げ落ちた。

(ドスーン!!ガラガラガラガラガシャーン!!)

同時に、棚に収納されていた金物類がたくさん落ちた。

「なにすんねんドアホ!!いたいいたいいたい!!」

思い切りブチ切れたゆかさんが冷蔵庫の中にチョゾウされていた食材をゆらさんに投げつけた。

「なんやねんあんたは!!サンショクヒルネツキでテレビザンマイ…ふざけるな!!」
「いたいいたいいたいいたいいたい!!」

近くにいたいとが泣きそうな声で言うた。

「ゆか!!やめて!!」

ゆかさんに食材をぶつけられたゆらさんは、近くにあったプラスティックの入れ物に入っていたキムチをゆかさんに投げつけた。

「なにすんねん!!」
「ゆかねーちゃんがうちをぶつけたから仕返しよ!!」
「ふたりともやめてください!!」

この時、明憲《ムコハン》がゆかさんとゆらさんを止めに入った。

ゆらさんは、近くにあった大きめのケーキを手に取ったあとゆかさんに投げつけようとした。
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