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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第43章 あゝ無情
「ケーキはやめてください!!」
「ゆかねーちゃんのドアホ!!」
思い切りブチ切れたゆらさんがゆかさんに向けて大きめのケーキを投げつけた。
「やめてください!!」
(ベチョ!!)
ゆらさんが投げつけたケーキが明憲《ムコハン》の顔を直撃した。
負けじとゆかさんは、冷蔵庫に入っていた小さなケーキ類をゆらさんに向けて投げつけた。
「うちはゆらがいらつくのよ!!」
「ケーキを投げないでください!!」
(ベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョ!!)
明憲《ムコハン》は、ゆかさんが投げつけた小さなケーキの攻撃に遭った。
この時、双方の怒りが最高値《マックス》になった。
「庭に出なさいよ!!」
「上等よ!!」
ゆかさんとゆらさんの取っ組み合いの大ゲンカは、なお続いた。
ゆかさんとゆらさんは、庭でドカバキの大ゲンカを繰り広げた。
「なにすんねん!!」
「わからず屋のあんたは、池に入って頭を冷せ!!」
この時、ボロボロに傷ついた哲人《てつと》が止めに入った。
「ふたりともやめてください!!」
「頭冷やして、反省しろ!!」
「ワーッ!!」
(ドボーン!!)
ゆかさんに突き飛ばされた哲人《てつと》は、近くにあった大きな池に飛び込んだ。
この時、ケーキまみれになっている明憲《ムコハン》が庭にやって来た。
「ゆかねーちゃんこそ池に沈めてやる!!」
「あんたこそ池に沈めてやる!!」
「ふたりともやめてください!!」
「デリカシーがないのはゆかねーちゃんよ!!」
「それはあんたの方よ!!」
「ワーッ!!」
「とうさん!!うしろ!!」
(ドボーン!!)
ケーキまみれの明憲《ムコハン》も池に落ちてしまった。
池から出ようとした哲人《てつと》は、明憲《ムコハン》とぶつかったはずみでまた池に落ちてしまった。
ゆかさんとゆらさんのドカバキの大ゲンカは、それから数時間に渡ってつづいた。
「ゆかねーちゃんのドアホ!!」
思い切りブチ切れたゆらさんがゆかさんに向けて大きめのケーキを投げつけた。
「やめてください!!」
(ベチョ!!)
ゆらさんが投げつけたケーキが明憲《ムコハン》の顔を直撃した。
負けじとゆかさんは、冷蔵庫に入っていた小さなケーキ類をゆらさんに向けて投げつけた。
「うちはゆらがいらつくのよ!!」
「ケーキを投げないでください!!」
(ベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョベチョ!!)
明憲《ムコハン》は、ゆかさんが投げつけた小さなケーキの攻撃に遭った。
この時、双方の怒りが最高値《マックス》になった。
「庭に出なさいよ!!」
「上等よ!!」
ゆかさんとゆらさんの取っ組み合いの大ゲンカは、なお続いた。
ゆかさんとゆらさんは、庭でドカバキの大ゲンカを繰り広げた。
「なにすんねん!!」
「わからず屋のあんたは、池に入って頭を冷せ!!」
この時、ボロボロに傷ついた哲人《てつと》が止めに入った。
「ふたりともやめてください!!」
「頭冷やして、反省しろ!!」
「ワーッ!!」
(ドボーン!!)
ゆかさんに突き飛ばされた哲人《てつと》は、近くにあった大きな池に飛び込んだ。
この時、ケーキまみれになっている明憲《ムコハン》が庭にやって来た。
「ゆかねーちゃんこそ池に沈めてやる!!」
「あんたこそ池に沈めてやる!!」
「ふたりともやめてください!!」
「デリカシーがないのはゆかねーちゃんよ!!」
「それはあんたの方よ!!」
「ワーッ!!」
「とうさん!!うしろ!!」
(ドボーン!!)
ケーキまみれの明憲《ムコハン》も池に落ちてしまった。
池から出ようとした哲人《てつと》は、明憲《ムコハン》とぶつかったはずみでまた池に落ちてしまった。
ゆかさんとゆらさんのドカバキの大ゲンカは、それから数時間に渡ってつづいた。