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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第57章 ずっと、ふたりで
「(新郎さん)は、大学院で取り組んでいた研究が認められて表彰されたのよ…大学院を終了したあとは…ボストンにある大学院へ留学する予定だったのよ…だけど、実家のご両親から兵役がまだであることを理由に止めたのよ…遅くても30歳までには兵役につくことと言う決まり事があるので…」
「兵役につくことになった…」
「そうよ。」

私は、お茶をひとくちのんでからマァマに言うた。

「その間、おふたりは離れ離れになるのだね。」
「そうよ…離れ離れになる前に、挙式披露宴を挙げたのよ…」
「韓国《ここ》は、兵役の期間が2〜3年だったよね。」
「うん、そうよ。」

私は、ひとテンポあけてからマァマに言うた。

「マァマ。」
「なあに?」
「イナさんは、なぜ私に花嫁さんを見せたかったのかな?」
「ああ…しあわせのおすそ分けよ…または…よーくんのお嫁さんは、(イナさんのダンナさんのメイゴさん)に似た女の子がいいかな…と思っていたのよ…よーくんのお嫁さんは、フランソワさんたちとマァマで選ぶことにかわりはないわよ。」
「マァマ。」
「あっ、よーくん…大皿に盛られているトゥランは、姐《ねえ》さん夫婦からのお礼よ。」
「うん。」

私は、大皿に盛られているトゥランを手にしたあとゆっくりと食べた。

風香《フー》ちゃんは、私とマァマの会話をじっと聞いていた。
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