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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第62章 45歳の地図
日付けが変わって、11月17日の深夜2時半頃であった。

またところ変わって、大番頭《おおばんと》はんの家の特大広間にて…

テーブルの上に、白いごはんを盛りつける砥部焼きのお茶わんとお漬物類が盛られているお皿が並んでいた。

広間には、いとと遥輝《はるき》と桃子《ももこ》の3人がいた。

この時、ゆらさんが哲人《てつと》を連れて帰宅した。

ゆらさんは、いとに声をかけた。

「おかーちゃん…哲人《てつと》…帰ってきたよ…」

哲人《てつと》は、ものすごくつらい声でいとに言うた。

「ばあば…すんまへんでした…」

いとは、ものすごく怒った表情で『もういいから上がりなさい!!』と哲人《てつと》に言うた。

哲人《てつと》は、つかれた表情で広間に上がったあと空いている席に座った。

桃子《ももこ》は、砥部焼きのお茶わんに白いごはんをついだ。

いとは、怒った声で『ごはんを食べたらばあばと大切な話をします!!』と哲人《てつと》に言うた。

それから30秒後であった。

思い切りブチ切れた哲人《てつと》が遥輝《はるき》に殴りかかった。

「オドレクソオジ!!」
「なにすんねん!!」
「湯上谷《ゆかみだに》の婿《アホンダラ》がなんでここにいるのだ!!」

(ガーン!!)

思い切りブチ切れた哲人《てつと》は、遥輝《はるき》のこめかみをグーで殴りつけた。

「なんやオドレ!!やるんか!!」
「湯上谷《ゆかみだに》のクソガキャ!!ぶっ殺してやる!!」

このあと、哲人《てつと》と遥輝《はるき》は家の中でドカバキの大ゲンカを始めた。

「あなたやめて!!哲人《てつと》さんもやめて!!」

桃子《ももこ》は、遥輝《はるき》と哲人《てつと》に対してケンカしないでと言うた。

しかし、ふたりは思い切りブチ切れていたので桃子《ももこ》の声は耳に届いていなかった。

遥輝《はるき》と哲人《てつと》は、約6時間に渡ってドカバキの大ゲンカを繰り広げた。
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