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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第66章 十戒(1984)
時は、11月20日の午後1時過ぎであった。
この日、大番頭《おおばんと》はん方の家に奈保子《なおこ》の父親と実姉《あね》・糸井祐子《いといゆうこ》(43歳)と長男・明信《あきのぶ》(4つ)が訪ねてきた。
家の特大広間のテーブルにいとと桃子《ももこ》と奈保子《なおこ》の父親と祐子《ゆうこ》と明信《あきのぶ》が集まっていた。
祐子《ゆうこ》は、いとと桃子《ももこ》に対してメキシコに長期出張中《タンシンフニンチュウ》のダンナとリコンすると一方的に言うた。
話を聞いたいとは、ものすごく困った声で言うた。
「祐子《ゆうこ》さん、どうして急にリコンすると言うのよ…落ちついてよ〜」
祐子《ゆうこ》は、クソナマイキな表情でいとに言い返した。
「うちはダンナにグロウされたのよ!!『現地で知り合った女《セニョリータ》とシンケンなお付き合いを始めた…』と言うたのよ!!ホンマにホンマの話よ!!」
桃子《ももこ》は、ものすごく困った声で祐子《ゆうこ》に言うた。
「祐子《ゆうこ》さん、冷静になってよ〜」
祐子《ゆうこ》は、クソナマイキな表情で桃子《ももこ》に言い返した。
「冷静になれないわよ!!ダンナはうちをグロウしたのよ!!うちよりもきれいな女《セニョリータ》の方がいいのよ!!」
「祐子《ゆうこ》さん〜」
「なんやねんもう!!」
「もしかしたら、聞き違いしたかもしれないわよ〜」
「聞き違いじゃないわよ!!ダンナは、メキシコで暮らしている女《セニョリータ》が好きだと言うたのよ!!せやけんリコンするのよ!!」
「それじゃあ、祐子《ゆうこ》さんはどうしたいのよ?」
桃子《ももこ》が言うた言葉に対して、祐子《ゆうこ》はクソナマイキな表情で答えた。
「うちは、結婚にしばられるのはものすごくイヤよ!!」
「だから、祐子《ゆうこ》さんはダンナとリコンしたあとはどうしたいのですか!?」
「うちは、自由きままに暮らしたいのよ!!せやけんダンナとリコンするのよ!!」
「それじゃあ、お子さまはどうなさるのですか?」
「うざいから施設へ預けるわよ!!」
いとは、ものすごく怒った表情で祐子《ゆうこ》に言うた。
「祐子《ゆうこ》さん!!」
「なんやねん!!」
「甘えるのもええかげんにしいよ!!」
そんな中であった。
ダサい色のジャージ姿のゆらさんが特大広間にやって来た。
この日、大番頭《おおばんと》はん方の家に奈保子《なおこ》の父親と実姉《あね》・糸井祐子《いといゆうこ》(43歳)と長男・明信《あきのぶ》(4つ)が訪ねてきた。
家の特大広間のテーブルにいとと桃子《ももこ》と奈保子《なおこ》の父親と祐子《ゆうこ》と明信《あきのぶ》が集まっていた。
祐子《ゆうこ》は、いとと桃子《ももこ》に対してメキシコに長期出張中《タンシンフニンチュウ》のダンナとリコンすると一方的に言うた。
話を聞いたいとは、ものすごく困った声で言うた。
「祐子《ゆうこ》さん、どうして急にリコンすると言うのよ…落ちついてよ〜」
祐子《ゆうこ》は、クソナマイキな表情でいとに言い返した。
「うちはダンナにグロウされたのよ!!『現地で知り合った女《セニョリータ》とシンケンなお付き合いを始めた…』と言うたのよ!!ホンマにホンマの話よ!!」
桃子《ももこ》は、ものすごく困った声で祐子《ゆうこ》に言うた。
「祐子《ゆうこ》さん、冷静になってよ〜」
祐子《ゆうこ》は、クソナマイキな表情で桃子《ももこ》に言い返した。
「冷静になれないわよ!!ダンナはうちをグロウしたのよ!!うちよりもきれいな女《セニョリータ》の方がいいのよ!!」
「祐子《ゆうこ》さん〜」
「なんやねんもう!!」
「もしかしたら、聞き違いしたかもしれないわよ〜」
「聞き違いじゃないわよ!!ダンナは、メキシコで暮らしている女《セニョリータ》が好きだと言うたのよ!!せやけんリコンするのよ!!」
「それじゃあ、祐子《ゆうこ》さんはどうしたいのよ?」
桃子《ももこ》が言うた言葉に対して、祐子《ゆうこ》はクソナマイキな表情で答えた。
「うちは、結婚にしばられるのはものすごくイヤよ!!」
「だから、祐子《ゆうこ》さんはダンナとリコンしたあとはどうしたいのですか!?」
「うちは、自由きままに暮らしたいのよ!!せやけんダンナとリコンするのよ!!」
「それじゃあ、お子さまはどうなさるのですか?」
「うざいから施設へ預けるわよ!!」
いとは、ものすごく怒った表情で祐子《ゆうこ》に言うた。
「祐子《ゆうこ》さん!!」
「なんやねん!!」
「甘えるのもええかげんにしいよ!!」
そんな中であった。
ダサい色のジャージ姿のゆらさんが特大広間にやって来た。