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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第66章 十戒(1984)
「おかーちゃん。」
「(いと、あつかましい声で言う)なんやねん…」
「(ゆらさん、のんきな声で言う)まきの夫婦が来たよ〜」
「(いと、ものすごくあつかましい声で言う)今は応対できないと言うてよ〜」

この時であった。

たくみがものすごく困った表情で言いながら家に入った。

「おばさま〜こっちはものすごく困っているのだよ〜」
「たくみさん〜」

つづいて、まきがものすごく怒った声で言いながら家に入った。

「おばさま!!水口《みなくち》のおとーさまを怒鳴りつけてよ!!」
「まき…」
「うちらは、ダンナの知人に頼まれて高松へ行ったのよ!!」
「高松〜」
「奈保子《なおこ》さん…バスローブを脱いだら中に入ってよ!!」

このあと、奈保子《なおこ》が全裸《はだか》の状態で部屋に入った。

奈保子《なおこ》の身体《カラダ》は、男性客《おとこ》の体液などでグチョグチョに汚れていた…

顔は、ブクブクに腫れていた…

…ものすごく痛々しい姿であった。

まきは、ものすごく怒った声でいとに言うた。

「おばさま!!今すぐに水口《みなくち》のおとーさまを怒鳴りつけてよ!!」
「まき…」
「自分の娘がこなな痛々しい姿で帰って来たのよ!!それ見てなんとも思わへんの!?」
「まき…」

この時、奈保子《なおこ》の父親は痛々しい姿に変わり果てた奈保子《なおこ》を見ておどろいた。

「奈保子《なおこ》、おい…どないしたんぞ!!」
「ぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすん…」

痛々しい姿の奈保子《なおこ》は、ぐすんぐすんと泣きながらその場に座り込んだ。

奈保子《なおこ》の父親は、ものすごく困った表情を浮かべながら奈保子《なおこ》を見つめていた。

いとは、下唇をぎゅーとかみながら怒り狂った。

奈保子《なおこ》は、高松市香西北町《こうざいきたまち》のラブホにいた時に男性客《おとこ》からどぎつい暴力をふるわれた…

その後、高価な品物など…持ち物を全部盗まれた…

同時に、全裸の状態で置き去りにされた…

その後、高松市内《しない》の警察署に保護された…

それから数日後にまきたくみ夫婦が身元を引き受けた…

…と言うことである。

奈保子《なおこ》は、このあとどうなるのだろうか?
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