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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第69章 幸せの一番星
「ゆかねーちゃんのわからず屋!!」
「やかましいドアホ!!」
「うちが専業主婦で床の間にかざられるのがそんなにいかんことなの!?」
「あんたはデリカシーのないわからず屋だからうざいのよ!!」
「なんやねん!!」

(ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガシャーン!!)

思い切りブチ切れたゆらさんは、テーブルをひっくり返したあとまたゆかさんに飛びかかって行った。

「ゆらはデリカシーがない子だからやっつけてやる!!」
「なんやねんもう!!」
「あんたはちいちゃい時からわがままばかりこねていたからうざいのよ!!」

思い切りブチ切れているゆかさんとゆらさんは、よりし烈な力でどつきあいをした。

その末に、ゆかさんはゆらさんを突き飛ばした。

「ふざけるな!!」

(バリバリバリバリ!!)

ゆかさんに突き飛ばされたゆらさんは、別のしょうじにダイブした。

そのはずみで、しょうじが大破した。

この時、ドナ姐《ねえ》はんが怒鳴り声をあげた。

「ふたりともやめて!!よーくんがいる前で大ゲンカしないでよ!!」

ドナ姐《ねえ》はんの怒鳴り声を聞いたゆかさんとゆらさんは、ぴたりとケンカを止めた。

ガックリと肩を落とした状態で泣いている私を見たゆかさんとゆらさんは、おどろいた表情を浮かべた。

マァマは、泣いている私の肩を優しく抱きしめていた。

ドナ姐《ねえ》はんは、涙を流しながらゆかさんとゆらさんに言うた。

「よーくんの家族は…ママひとりしかいなかったのよ…よーくんは…パパときょうだいがいないのよ…おともだちもいなかったのよ…そんな中でよーくんは生きてきたのよ!!…それなのに…」

この時、近くにいたポムじいさんがきびしい声で言うた。

「おぬしら!!ムッシュどのにあやまれ!!」

ゆりさんは、ものすごく怒った声で言うた。

「ゆか!!ゆら!!あんたたち!!ええかげんにしいよ!!」

ドナ姐《ねえ》はんとゆりさんとポムじいさんに怒鳴られたゆかさんとゆらさんは、しゅんとした表情を浮かべていた。

近くにいたいとは、震える声で泣いた。
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