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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第72章 サクセス
「だから、奈保子《なおこ》さんが真弥《しんや》のお弁当を作らずによその家のマゴの弁当を作ったから怒ってるのよ!!」

お向かいの家の奥さまは、困った声で一恵《かずえ》に言うた。

「あの〜、うちは急いでいるのです…(マゴ)が乗る幼稚園バスがもうすぐ来るので…」

一恵《かずえ》は、ものすごい血相でお向かいの家の奥さまを怒鳴りつけた。

「あんた!!」
「なんやねん〜」
「なんで奈保子《なおこ》さんにお弁当を作ってと言うたのよ!!」
「せやから、嫁がシキュウキンシュで入院したのです…さ来週に手術を受ける予定なんです〜」

ゆらさんは、クソナマイキな表情で言うた。

「(お向かいの家の奥さま)は、料理ができんと言いたいのね!!…なんでもかんでも、嫁に押しつけてばかりいたからこなな非常事態を生んだのよ!!」
「ゆらねーさん、やめろよ!!」
「遥輝《あんた》は入らないでよ!!」

遥輝《はるき》を怒鳴りつけたゆらさんは、台所に置いていた小さなお弁当箱を手に取った。

その後、お向かいの家の奥さまにお弁当の中身を投げつけた。

「エーンエーンエーンエーンエーンエーンエーンエーンエーンエーン…」

この時、奥さまのマゴちゃんが『エーンエーン…』と言うて泣き出した。

いとは、ものすごく怒った声でゆらに言うた。

「ゆら!!なんで(お向かいの家)の奥さまに暴力をふるうのよ!!」

ゆらさんは、ものすごい血相で怒った。

「このババァがうちにいちゃもんつけたのよ!!」
「お向かいの家の奥さまは、マゴちゃんのお弁当を作ってと頼んだだけよ!!」
「やかましい!!ドアホ!!」
「エーンエーンエーンエーンエーンエーンエーン…お弁当が壊れた〜…」

ゆらさんがよりし烈な声で怒鳴ったので、マゴちゃんの泣き声がさらにひどくなった。

それなのに、ゆらさんはものすごくナマイキな表情でズケズケと言いまくった。
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