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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第111章 そんなヒロシに騙(だま)されて
時は、1月20日の夜7時頃であった。

またところ変わって、JR新宮駅にて…

奈保子《なおこ》は、新宮駅止《とうえきど》まりの特急オーシャンアローから降りたあと改札を通って駅前広場に出た。

奈保子《なおこ》は、日菜《ひな》から福也《さちや》さんが忘れて行った二つ折り(ケータイ)を届けてほしいと頼まれたので届けに行った。

しかし、行き違いになったのでケータイを届けることができなかった。

困り果てた奈保子《なおこ》は、福也《さちや》さんの実家へ行くために南紀新宮《このまち》にやって来た。

(ピリリリリリ…)

この時であった。

福也《さちや》さんが忘れて行った二つ折りに電話の着信音が鳴った。

奈保子《なおこ》は、めんどくさい表情で電話に出た。

「もしもし…えーっ…ツゴーが悪くなったからうちに来てって…困るわよ〜」

ところ変わって、新宮市緑《しないみどり》ヶ丘《おか》にある福也《さちや》さんの実家にて…

実家の大広間のテーブルに章弘一恵夫婦《あきひろかずえ》と日菜《ひな》と芸人風の女性ひとりのあわせて4人と奈保子《なおこ》がいた。

日菜《ひな》は、奈保子《なおこ》に対して福也《さちや》さんが忘れて行った二つ折りを届けてほしいとたのんでいた。

しかし、またツゴーが悪くなったので二つ折りを届ける子を変えることになった。

日菜《ひな》は、ヘラヘラ嗤《わら》いながら『ごめ~ん…』と言うた。

奈保子《なおこ》は、ものすごくイヤな表情で日菜《ひな》に言うた。

「またツゴーが悪くなったって…どう言うことでしょうか!?」

日菜《ひな》は、にこやなか顔で両手をあわせながら奈保子《なおこ》に言うた。

「ごめんなさい…うちは奈保子《なおこ》さんを困らせようと思って言うたわけじゃないのよ…」
「それじゃあ困るわよ…分かるように説明してください!!」

一恵《かずえ》は、ものすごく困った声で奈保子《なおこ》に言うた。
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