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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第129章 真夜中のサブリナ
時は、夜9時10分頃であった。

ところ変わって、ヒルトン・ミッドタウンホテルの最上階にあるレストランにて…

この時間、レストランはパブタイムであった。

私は、イナ姐《ねえ》はんとドナ姐《ねえ》はんと一緒に指定された席に座っていた。

それから5分後であった。

マァマとカテリーナさんとナターリアさんがポーランド人の極爆乳《おおきすぎるおっぱい》の女の子を連れて入店した。

この時、私とイナ姐《ねえ》はんとドナ姐《ねえ》はんはあいさつを交わすために一度席をたった。

マァマは、イナ姐《ねえ》はんとドナ姐《ねえ》はんに声をかけた。

「姐《ねえ》さん、ドナ、おまたせ〜」
「ジナ。」
「ジナ姐《ねえ》ちゃん。」

つづいて、マァマは私に声をかけた。

「よーくん、永《なが》い間おまたせしてごめんね…きょうからお嫁さん選びを始めるよ。」
「あっ、うん。」

やっと私のお嫁さん選びが始まった…

私は、安心した表情でつぶやいた。

カテリーナさんとナターリアさんは、ポーランド人の極爆乳《おおきすぎるおっぱい》の女の子を私に紹介する準備を始めた。

準備が整ったあと、マァマがお見合い相手の女の子を私に紹介した。

「よーくん、紹介するわよ…ポーランド出身のシュテフィちゃんよ。」

マァマは、私にシュテフィを紹介した。

その後、私とシュテフィは向かいあった状態でゆっくりとおじぎをした。

初対面のごあいさつをかわしたあと、私とシュテフィはカウンター席に座った。

イナ姐《ねえ》はんとドナ姐《ねえ》はんとマァマとカテリーナさんとナターリアさんは、ふたりを見守るためにカウンターから20歩先の席に座った。

テーブルの上には、カナダドライ(ジンジャーエール)が入っているタンブラーとナビスコサンド(クラッカー)が盛られているお皿が置かれていた。

カウンターの席に座っている私とシュテフィは、ひとことも語らずにおたがいの顔を見つめ合った。

店内にピアノの生演奏の音楽が聞こえていた。

演奏されている曲は、ベートーヴェン作曲のピアノクラシック『月光』に替わった。

この時であった。

ふたりの胸の鼓動が少し激しく響いた。
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