この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
乳房星(たらちねぼし)−1・0
第138章 さよならの果実たち
「すみません…美亜《みあ》と章介《しょうすけ》も体調を崩していて…休学しているのです。」
「体調を崩されていたのですね…それだったら、また再来月から行かれたらどうですか?」

この時、章介《しょうすけ》が怒った声で言うた。

「大学なんか行かねーよ!!」

奥さまは、困った声で言うた。

「どうして行かないのよ?」
「なんのために大学に行くのだよ!!」
「なんのためって、財産を作るためよ。」
「あんたがいよる意味がわかんねーんだよ!!」
「だから、楽しい時間を過ごすことを言ってるのよ。」

奥さまが言うた言葉に対して、久里子《くりこ》が怒った声で言うた。

「寝ぼけたことを言わないでよ!!」
「久里子《くりこ》〜」
「美亜《みあ》と章介《しょうすけ》が大学を休学した原因をババアが作ったのよ!!原因を作ったババアが上から目線でものを言うたから怒ったのよ!!」
「違うわよ~」
「違わないわよ!!」

上司の奥さまは、ものすごく困った表情で言うた。

「それじゃあ、どうするのですか?…せっかく受かった大学をやめるなんてもったいないわよ〜」

久里子《くりこ》は、ものすごく怒った声で上司夫婦を怒鳴りつけた。

「それがいかんといよんよ!!『せっかく受かった大学だから…』と言う言葉を聞くだけでヘドが出るのよ!!あんたらはうちの子どもにどうしてほしいのよ!?そのように言うのであったら、テメエの子どもを高校《ガッコー》へ押し込めてから言いなさいよ!!」

思い切りブチ切れた久里子《くりこ》は、男性職員《ショボクレやろう》の顔にケーキをぶつけたあと席から離れた。

一恵《かずえ》は、ものすごくおたついた表情上司夫婦にあやまった。

この時、上司夫婦は9年前に夫と死別《リコン》した順子《よりこ》さんのサイコン相手を男性職員《ショボクレやろう》に決めたことを伝えようとした。

しかし、久里子《くりこ》が場の雰囲気をぶち壊したので話はパーになった。
/589ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ