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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第9章 風のララバイ
さて、その頃であった。

ところ変わって、松本町にある木造2階建ての家にて…

家は、ママと夫・けいすけと姑が暮らしていた家であった。

大爆発が発生する2時間半前であったが、家の中で深刻な揉め事が発生した。

その際に、ママは姑を出刃包丁で刺して殺した。

その後、ママは夫を金属バットで殴りつけて殺した。

ママは、返り血を浴びた衣服と下着を脱ぎ捨てたあと新しい衣服に着替えていた。

深夜11時53分に大爆発が発生した時、ママは家の中にあった金銭と保険証券類などの貴重品などが入っているバッグと衣服類などが入っているサックスバーのスーツケースを持って家から逃げ出した。

それから2分後であった。

(ドカーン!!ドカーン!!)

この時、すぐ近くにある中学校の校舎が大破した。

続いて、キンリンにある空き家数軒と近くにある建材店などの店舗が大爆発を起こして炎上した。

ママが暮らしていた家のとなりにあるミシン会社が使っている倉庫も爆発したあと炎上した。

炎上した炎がママが暮らしていた家に燃え移った。

ママは、必要最低限の持ち物が入っているスーツケースと貴重品が入っているバッグを持って吹揚神社《ふきあげさん》へ向かった。

ところ変わって、吹揚神社《ふきあげさん》の広場にて…

広場についたママは、危険を避けるために神社の本殿に逃げ込んだ。

その直後であった。

(ピカーッ!!ピカーッ!!ピカーッ!!…ドカーン!!…ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!)

北日吉町にある私立高校でよりしれつな閃光《ひかり》が発したあと校舎が大爆発を起こした。

その後、校舎はパンケーキクラッシュを起こして根元から一気に崩れ落ちた。

同時に、がれきから生じたおそろしい煙が地区一体を包んだ。

煙には、ガレキ・猛毒なガスなどが含まれていた。

よりしれつな閃光《ひかり》がきらめいたあと大規模な爆発は、このあと数回に渡って同じ場所で発生した。

この時、ママは吹揚神社《ふきあげさん》の本殿で震えていた。

こわい…

助けて…

よーくん…

よーくん助けて…

ママ…

まだ死にたくない…

よーくん…

よーくん…

よーくん…

………
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